東京レポートその1 新社屋の東京本社に行ってきました!

新年あけましておめでとうございます!(もう10日も経ってしまいましたが……)

2014年もインフォバーンKYOTOと、小僧Blogをよろしくお願いいたします。2014年1回目は、サクタがお届けします。

 

2013年の小僧Blogは、加速と減速を繰り返す燃費の悪い走り方をしてしまいましたので、2014年は低燃費で安定的な走りをお見せしたいと思います。役立つ情報や、ちょっとした小ネタ、イベントレポートなどなど。たっぷりご紹介していきますのでお楽しみに!

 

年が明けたばかりなんですが、2013年年末のお話を。

インフォバーンは2013年に15周年を迎え、東京本社はとってもオシャレな新オフィスに移転いたしました。京都のメンバーはなかなか本社へ行く機会がないので、どんな感じなんだろう…と想像を巡らせていたんです。

そんなところへ、今年の納会は渋谷のライブハウスを貸し切って、“インフォバーンFES”を開催するという吉報が! 京都のメンバーも全員参加ですので、年末の仕事納めは東京本社へ出勤することになり、せっかくだからこの機会に、東京本社を見学&レポートしたいと思い立ち、2014年最初の記事を投稿している次第です。

(京都メンバーもステージに立った、FESの様子は次回レポートします!)

なにか楽しいことがありそうな予感しかしない、インフォバーン本社の様子を、ちょっとですがご紹介いたします。

 

まずトップの写真は、本社の正面から撮ったもの。自分が働いている会社とは思えないオシャレさに、かなりビビってしまいました。(どこから中に入っていいのかわからず、通りすがりの弊社代表に、オフィス内へ連れて行っていただくというハプニングも……)

 

ネオンサインのすぐ下のガラスには、アーティストの方に書いていただいた、偉人の名言が。これは『マネジメント』でおなじみの、ドラッカーの言葉です。

 

エントランスでは、弊社代表・小林の著書などをご紹介しています。木組みの壁のデコボコ具合も、なんともオシャレです。とても明るく、あたたかみがあり、ホッとする空間です。

 

中に入るとこんな感じです。中央にミーティングスペースがあり、その周りに大小あわせて5つのミーティングルームがあります。正面に見えている扉は、グループ会社「dijimo」のオフィスです。お伺いした日がちょうどローンチ日だったそうで、超多忙な中ご挨拶をさせていただきました(ありがとうございました!)

 

ミリタリーシャツをリメイクしたクッションがあったり……(すわり心地抜群のソファーでした!)

 

イベント開催時などに、ドリンクやフードを提供できるカウンターも完備。ちなみにカウンターの下にちらっと見えているのは、スティーブ・ジョブズの名言です。こちらもステンシル作家の方に、ペイントしていただいたものだそうです。

 

それがこちら。有名な言葉ですね。

 

5つのミーティングルームには、それぞれに名前がついています。どれも世界のパワースポットにちなんでいるそう。わたしが伺ったタイミングが悪く、全てのお部屋をご紹介できず申し訳ありません……。

 

こんなところにもステンシル! 全部でいくつあるのか探すのも楽しいかもしれません。仕事を忘れて没頭してしまいそうです。

 

インフォバーンのオフィスには、“道”にちなんだアート作品がたくさん飾ってあります。

インフォバーンという社名には「情報(info)の道(bahn)」という意味があり、道の上を歩く作品ひとつひとつに、「これからも情報の道を、前へ前へ進んでいこう!」という想いがこめられているのです。

 

このお話をうかがって、2014年、さらにその先も「情報の道」をズンズン進んでいけるような会社をつくっていかなければ、と決意を新たにしました。

案内してくださった、本社広報の田山さん。本当にありがとうございました!

 

次回はとんでもない盛り上がりを見せた、インフォバーンFESの様子をお届けしますね! どうぞお楽しみに!

 

『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』(多分)最速レポート

見習い小僧

なかなか小僧ブログの更新に手が回らず、久しぶりの更新となってしまいました。今日は11/29にロフトワークさんの京都支社で行われたOpen CUイベントシリーズ『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』の参加レポートを書きます(なんかロフトさんのイベントレポートばっかり書いている気が・・・笑)。

まず参加者の多さと熱の高さをお伝えしない訳にはいきません。用意された約35席はほとんど埋まっていました。更にその中の8割くらいは自分でメディアを運営している方のようで、最も遠くから来ている人は倉敷からいらっしゃっていたそうです。岡山県!遠いけど岡山発信のメディア面白そう!

 

今回のイベントについて

さて、今回のイベントは“地域メディア”がテーマでした。僕は地域にもメディアにも興味があって参加したのですが、モデレーターを務められたロフトワークの森内さん曰く、このテーマを選ばれた理由は4つあったそうです。①個人メディアの影響力が高まってきたから。②スマートフォン全盛の時代になってきたから。③ローカル志向が高まってきたから。④地元にはパワーがありあまっているから。

それらをふまえて今回登壇されたのが次の3名。まず地域密着型のWebマガジンで月間100万PVを稼ぐ『枚方つーしん』編集長の本田さん。開始1年で13,000人のファンを獲得したFacebookページ『しがトコ』運営の林さん。最後に岐阜県の恵那・中津川地区でオンパク型イベントを企画されている『恵那山麓博覧会[えなか] 』運営の園原さん。三者三様の発信をされていたので、セッションはとても興味深いものになりました。

以下、簡単にお三方の取り組みをまとめます。

 

登壇者&プログラム

まずはじめに登壇したのが枚方つーしんの本田さん。本田さんのお話で一番興味深かったのは、コンテンツの運用方針。本田さん曰く「街を歩いていて「あっ」と気づくこと、気づいてそれを友達に話したくなるかどうかということを、そのネタを記事化するかどうかの判断基準にしている。」とのことでした。

ご本人が元芸人さんということもあって、面白いかどうかの目利きは一般人には真似できない部分もあるのでしょうが、「そのネタは友達に話したくなるかどうか?」という選定基準は具体的でわかりやすく、自分も実践してみたいなと思いました。

>>『枚方つーしん』へ

 

次に登壇したのがしがトコの林さん。林さんからもコンテンツの運用方針の話がありました。こちらはFacebookの特性もあって、特に写真にはこだわっているのだそう。「シェアしたくなるかどうか?」を、掲載するかどうかの判断基準にしているとおっしゃっていました。

ではシェアしたくなる写真とは具体的に何か?林さん曰く、読者にとって“ちょっと知らない情報”の投稿だとシェアされやすいそう。このFacebookページは、都心の女性をターゲットに運用されていることもあり、実は誰もが知っているひこにゃんや近江牛の写真より、都会の人が普段あまり目にしない滋賀県の広大な田んぼの写真のほうがいいね!数が伸びるといった現象も起きるみたいです。

因みにしがトコのFacebookページはエンゲージメント率が非常に高く、各投稿が平均で25,000人にリーチし、2,500いいね!を獲得しているそうです。ファン数約14,000人(2013年11月現在)に対してこの数字は驚異的です。

>>『しがトコ』へ

 

最後はえなかの園原さん。園原さんの発表で個人的に面白かったのは、彼女達のチームがオンパクという手法でイベントを企画されていたこと。オンパクは大分の別府温泉で始まったイベント企画手法のこと。地域の魅力を再発見するために、その地域の人が協力して企画するイベントで、1年のうちのある期間だけに集中して多数のイベントを開催するのだそうです。

詳しくはウェブサイトを見て頂きたいのですが、えなかさんでは今年、10月〜11月の2ヶ月間で60ものイベントを実施されたそうです。とりまとめの苦労を想像しただけで、僕は燃え尽き症候群になりそうです(笑)。

>>『えなか』へ

 

感想

今回もまた、とても学びになるイベントでした。小僧ブログではあまり伝えきれていない気がして悔しいのですが、交流会含めて様々なメディア運営のリアルな事例を伺うことができ、共感することあり、アドバイスしてもらうことありの充実した時間となりました。

それから今回は、講演と同時進行でグラフィックレコーディング(上図)がされていました。これは講演の内容をリアルタイムで・且つわかりやすく図にまとめていくという手法で、海外のイベントでは多くなってきているようなのですが、僕が参加したイベントでは初めて見た試みでした。最終的に出来た図がわかりやすくて感動!こういうところは是非真似させて頂きたいです。

ということで以上、『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』のレポートでした!

>>小僧ブログとは?

>>KYOTOで、コンテンツディレクター(編集者)募集中

 

【小ネタ】Perfumeじゃないけど、わたしもマッピングされたい!他

先日までの暑さが嘘のように和らぎ、ちょっとだけ秋の風を感じる御池通から、今回もサクタ(引き続き愛称募集中)がお届けします。夏が戻ってきませんように。いっそのこと、秋も通り越して、このまま冬になりますように。

長々と私の近況を報告しても仕方ないので(ヤナギブソンに言わせると「誰が興味あんねん!」)、早速小僧Blog編集部がピックアップした、小ネタを3つご紹介いたします。

 

1.丸顔の人も面長の人も、あなたの顔がスクリーンに!

 

 

YouTube Preview Image

建物や空間に映像を映し出す「プロジェクションマッピング」という技法が、様々な場面で用いられるようになりました。東京駅丸の内駅舎の事例などは、大きく報道されましたし、ご存じの方も多いと思います。大きなものや空間に投影するイメージが多い「プロジェクションマッピング」ですが、“人間の顔にマッピングする”という脅威の技術を編み出した方々がいらっしゃいました。perfumeのライブ演出などで有名なクリエイター集団・ライゾマティクスです。

パフォーマーの顔の上に映像が映され次々変化する様子は、今まで見たことが無い映像表現でとても新鮮です。特殊メイクではできない表現も可能ですし、今後様々な場面で活用されていくのではないでしょうか。ワタシなら、スター・ウォーズのダース・モールの顔にしてほしいです。

※マッピングの様子は1分25秒頃です!

 

2.テクノロジーを復興に活かせ!

 

東日本大震災から、もうすぐ2年半。復興がなかなか進まず、津波の爪痕が残っている地域も多いといいます。しかし、復興のために今も多くの方が活動されています。

つなっぷ」というアプリをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。これは「復興活動をテクノロジーで支援したい!」という理念のもと発足した「東北 TECH 道場」の、石巻道場で開発されたアプリです。津波時のデータを収集し、津波の高さを記録したり、情報を引き出すことができるのだとか。「つなっぷ」は石巻市限定のアプリですが、日本全国の津波の危険がある地域にこんな活動が広がっていくといいですね。

京都市に津波は来ませんが、木造建築が多いので、震災の時は火災への対策が重要になってきます。インフォバーンでも、災害に備えて、そんな活動できないかしら。

 

3.Joyeux anniversaire!Debussy!

 

「お誕生日おめでとう!ドビュッシー!」ということで、最後にこちらをご紹介。

8月22日は、フランスの作曲家・ドビュッシーの151回目の誕生日で、その日のGoogleの検索トップ画面は、「月光」とともにステキな映像が流れるというものでした。窓の光や街灯が、音と連動して点滅します。

「今日は何の日?」的なこのおもしろデサインの数々は“Doodles”とよばれています。それぞれのDoodlesの製作に至るまでの経緯、使われている技術、製作のこぼれ話まで(ちなみに今回の制作者は、妹さんに手伝ってもらったそうです)公開されているのです。ワタシは今回ドビュッシーのデザインを見て初めてそのことを知りました。こんな裏話を知れば、Google検索のトップページを見るたび、毎日の検索がちょっぴり楽しくなるかもしれません。

ちなみにワタシがおもしろいなと思ったのは、江戸時代の俳人・小林一茶の誕生日のデザインに、ちゃんと「カエル」が使われていたことです。制作者は日本人ではないのに、とても芸が細かいことに驚きました!

 

毎週金曜日に開催される“御池シンポジウム”。すでに60回以上開催されていますが、メンバーからネタ切れの気配は感じられません。日々新しい情報や技術に目を向ける姿勢が、染み付いているということでしょう。

次回はどんなネタをお届けできるでしょうか。どうぞお楽しみに!

 

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ごあいさつ。

小僧ブログ立上げから2年が経ちました!

見習い小僧

実は8月16日、小僧ブログはひっそりと立上げ2年になりました。

その間にめちゃめちゃ頑張って更新した期間もあれば、全然更新が出来なくなる期間もありました。僕だけでなく、他のアルバイトにも時々記事を書いてもらってきました。「レスポンシブデザイン対応」みたいなウェブトレンドを真面目に追ってみたときもあれば、「コンビニおでんのサイトを紹介する」というようなくだらない記事が続くこともありました。とにかくあっという間としか言いようのない2年間でした。

・・・節目ということでなんとなく振り返ってみましたが、特にリニューアルしたり、小僧ブログをやめたりする予定はありません!これからもこんな感じで、緩くインフォバーンKYOTOのことをご紹介するサイトを続けて参ります。

最近記事を書いてくれているサクタさん(愛称募集中)とともに、もう少し定期的に更新できる体制づくりを進めている最中ですので、これからも小僧ブログをよろしくお願いします!

 

追伸
8月16日、京都では毎年恒例の五山の送り火が行われました。祇園祭もいいけれど、送り火もたまらないですよ!京都におこしやす~。

【小ネタ】御池シンポジウムの小ネタまとめ。

みなさま、こんにちは。小僧Blogなのに、小僧じゃないサクタ(愛称募集中)が今回もお届けします。

 

ちょっと昔のエラい人が「意の如くならざるもの,鴨河の水,双六(すごろく)の賽,山法師の三つのみ」という言葉を残しました。いわゆる“天下三不如意”です。

ここ最近、夏の京都も、思い通りにならないことの連続です。本来の“天下三不如意”とは意味合いが違いますが、それっぽく3つ挙げてみると、「京都人を困らせるもの、酷暑、ゲリラ豪雨、御池通に転がるクマゼミ」という感じでしょうか。

最後の1つは個人的なアクシデントですが、昼間の御池通はセミの鳴き声で話し声が聞こえないほどです。残念ながらワタシは、まだそれを「風流」と感じられるほど人間ができておりませんので、早く冬にならないかな……なんて、どうにもならないことに頭を悩ませてしまいます。まさに不如意。

 

そんなことを考えていたら、前回お伝えした支社長・井登の講演のレポートから、1か月も経ってしまいました。その間京都支社は、通常運転しつつもセミナーやイベントも細々と開催。そちらも、少しずつですがこちらでご紹介していきたいと思います。

が、今回は、以前小僧先輩がご紹介していたネタ交換会のお話を復活させます。

インフォバーン京都支社では、毎週金曜日に、“御池シンポジウム”と題し、メンバーのタスクの進捗と小ネタを共有する場を設けています。案件に関しては当然社外秘なのですが、小ネタは小僧Blog読者のみなさまにも、きっと有益(?)であろう情報がてんこ盛りです。定期的にご紹介していきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。

初回は夏にピッタリ!な小ネタたちです。

 

1.然花抄院・京都室町本店で4周年記念イベント開催中!

京都メンバー・イチオシのお菓子屋さん、室町通にある『然花抄院』では、8月31日(土)まで4周年記念イベントを開催中とのステキ情報が!メルマガ会員か、Facebookへのいいね!でお菓子のプレゼントが貰えるだけでなく、1,575円以上のお買い上げで喫茶利用券まで貰えてしまいます。ちなみにこの情報をくれたメンバーの話では、かき氷がフワッフワ!!とのこと。明日の休憩時間はかき氷を食べに行きそうな勢いです。

 

2.アプリで蚊よけが可能な時代

仕事柄、様々なスマートフォンアプリを使ってみるのですが、まさかこんなものまで。……というのも、冷房が苦手なわたくし、窓を開け放って生活していたら、蚊に刺され過ぎてヒドい顔に。「これだけ多様なアプリがあるのだから、もしや蚊よけもあるのでは?」と思い、調べてみたらありました! 人にはほとんど聞こえないですが、虫が嫌がる音を出す、という仕組みのようです。効果のほどは……?

 

3.コビトの動きが脱力感だけでなくダルさもさそう……?

最後にコチラをご紹介。コビトの顔に自分や友人などの写真をはめ込み、コビトが愉快に踊る姿が、なんともユルい。もともとクリスマスの時期に製作されたアプリだそうですが、その後人気が広まり、やみつきになる人が続出、だとか。なんてことはない動きなのに、じわじわおもしろい。笑っている間はきっと暑さも忘れてしまうと思いますが、我に返った瞬間に襲いくる倦怠感はどうしたものでしょう。

 

もちろんマジメなネタもたくさん出ているのですが、こちらでご紹介するものは、小僧Blog編集部の独断と偏見によりピックアップされますので悪しからず。

次回の小ネタレポートもお楽しみに!

 

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※講演の中で、お客様へ配布予定の本の宣伝を忘れてしまったのでここで宣伝しておきます。

 

小僧Blog読者のみなさま、お初にお目にかかります。

見習い小僧先輩の華麗なる仕事ぶりを、毎日左隣から拝見している新入社員・サクタ(フレッシュさは皆無)です。今回は、7月12日(金)に大阪・梅田にて開催されたオウンドメディア・セミナーに、小僧Blogでおなじみ、京都支社長・井登が登壇いたしましたので、僭越ながら小僧先輩にかわりレポートいたします。知見の浅いワタシの気づきや学びは、読者のみなさまにとって新鮮味に欠けるものも多いかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。

今回のセミナーは、株式会社メンバーズ様主催のオウンドメディア・セミナーで、東京・大阪の2会場で開催されました。7月9日(火)に東京会場でのセミナーが開催され、本社よりコンテンツ部門長の成田が登壇。そして12日(金)の大阪会場では、井登が登壇いたしました。井登の他に登壇されたのは、メンバーズ・原様、植木様、ソニー・マーケティング・松原様という、錚々たる顔ぶれです。それぞれの専門領域からオウンドメディア戦略についてお話があり、オウンドメディアについて体系的に学ぶことができました。新入社員にとって非常—————にありがたいお話です。

井登のテーマは「コンテンツマーケティングを成功に導く『ユーザー中心発想』のススメ」。先日小僧先輩が投稿されていた、京都精華大学の講義レポートにも関わりのある『ペルソナ』『カスタマージャーニー』の話を中心に、ユーザー中心発想のオウンドメディア戦略とは如何なるものか、という内容です。

特に『ペルソナ』に関しては、某有名企業でもオウンドメディアを活用するにあたり既に導入されているということで、現場でどのように役立てることができるのか実例も伺うことができ、非常に理解しやすい内容となりました。情報を発信すべき対象を明確にすることにより、そのコンテンツが確実に刺さるコアなファンを育てることで、コンテンツマーケティングを成功に導くことができる、ということなのですね。また、『ペルソナ』はお客様(ユーザー)が存在する全ての業態で、非常に有効な考え方です。ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います限られた時間内で、これだけのボリュームをお話するのはかなり難しいのですが、参加者のみなさまは、非常に熱心にお聞きくださいました。

登壇者全員でのトークセッション&質疑応答もあり、オウンドメディアを運営する際の疑問など積極的な議論が交わされ、大盛況のうちに終了することができました。

ちなみに私・サクタは元ADであり、昔取った杵柄、ではないですが、井登の講演中タイムキーパーをしながらカンペ出しをしておりました。久々のカンペの感触に懐かしさを覚えつつ、一日も早くこの業界で活躍できる人間にならねば、と心に誓ったのでありました。

小僧先輩は仕事が出来すぎるあまり多忙をきわめることが多々あります。そんな時はわたくしが代打で登場するやもしれませんが、小僧Blogともども、どうぞよろしくお願いいたします。

↓こちらから、当日のスライドをご覧いただけます。

 

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見習い小僧

先週も更新したように、先週・今週と2回に分けて、インフォバーンKYOTO支社長の井登が京都精華大学で授業をさせて頂きました。先週は、既にお伝えした通りペルソナについての授業を行い、学生さんたちに「どんな人に自分の作品を気に入ってもらいたいか?」をイメージしてもらいました。

そして今週のテーマはカスタマージャーニー。カスタマージャーニーとは、お客さんにとって理想の旅の経験を追体験すること。お客さんが自社の商品にどう触れて、その後どう気持ちが変化して、最終的にどうやって商品を買ってくれるか?あるいはその先にどうやって自社のファンになってくれるか?といったことを図式化するワークのことです。

 

今回も元の考え方はマーケティングのノウハウでしたが、それを「いかにクリエイターの自己プロデュースに活かすか?」というテーマに置き換えて授業&ワークをしました。前回に引き続き難しいテーマではありましたが、ワークではみなさんとても積極的に発言していただきました。議論が盛り上がって、普段ビジネスでやるワークでは出てこないアイデアも出てきたりしておもしろかった!

また、前回・今回と2度の授業を終えての感想を学生さんに伺ったところ、「漠然と「どんな作品を作ろうかな」と発想するより、具体的なターゲット(ペルソナ)を定め、ユーザーの行動を図式化する方がアイデアも沸くと思いました!」「発想をする時に紙に書き出すと考えやすいなと思いました。」と答えてくださいました。とても共感!ここからすごいクリエイターが育つといいな。

ということで、京都精華大学での授業を2週にわたってレポートしました。普段しない学生さんに向けての授業&ワークをすることになり、そのお手伝いをさせて頂いた僕にとってもこれは新鮮な経験で、大変勉強になりました。

以上、京都精華大学での授業レポートを終わります!

 

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見習い小僧

インフォバーンKYOTOの井登支社長が昨日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業をしました。授業の様子については既にレポートしたのですが、本記事では講義の中で印象的だった言葉のご紹介と、授業中に考えた見習い小僧ブログにとってのペルソナ公開をします。

 

誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない

まず、授業中もっとも印象的だったのが「誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない」という言葉でした。

これは、「だからこそ、1人の大切なお客さんを、出来るだけ具体的にイメージする事が必要。そして、その手法がペルソナである!」という話に繋がっていったのですが、確かに漠然とした読者を相手に記事を書いていてもなかなか読んでもらえないという事は、小僧ブログを約2年やってきて何となくわかってきていて、じゃあどうすればいいの٩(๑`^´๑)۶というのは結構、自分自身も課題だったりします。

 

で、実は最近読んで、自社の事で手前味噌ながら勉強になったコンテンツに、弊社Production & Operating部門長の成田がSlide Shareで公開した『コンテンツ作りの三原則』があったのですが、その中でも7ページで「インターネットは同士が集まったライブ会場とは違います。「エヴェリバディ〜」と呼びかけても、他人ゴトと思われ、だれにも伝わりません。」と言及されていて、つまり今回の文脈と同じ事が言われていました。

そして、同じように1人のターゲットを意識しろと主張する井登の講義と成田のスライドでしたが、その1人を具体的にイメージする為の方法として紹介されていたのは、どちらもペルソナの手法でした。

 

小僧ブログにとってのペルソナ(仮)

ということで、これまで特に設定してこなかった小僧ブログのペルソナを作ってみる事にしました!

授業時間に特急で作ったので、足りないところが沢山あるかもしれないですが。でも、こういうある種の縛りがあると、逆にコンテンツも作りやすくなる気がします

 

ということで、来週も精華大学さんで講義があります。来週はカスタマージャーニーがテーマです!

 

授業のレポート、学生さんの感想をまとめました!

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見習い小僧

昨日6月27日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業の第1回(全2回)を京都支社長の井登が行いましたので、ご報告を兼ねてレポートをします。(授業で作った小僧ブログのペルソナは、コチラ

「あなたには好きな人はいますか?」

「好きな人の好きなもの、言えますか?」

そんな質問で始まったこの講義。このあと「好きな人が好きなもの、漠然と考えていてもわからないけれど、好きな人の事を具体的に知れば、どんなものをプレゼントすれば喜んでもらえるかがわかるよね!」と続くのですが、決して恋バナをしにきたわけではありません!

ウェブサイトを作っていて、「ユーザーが、どんな情報をこのサイトに求めているかわからない!」「どんなサイトがお客さんに好まれるの?」となることはありせんか?実は、憧れのあの娘がプレゼントされて喜ぶものを想像するのと、自社のお客さんが必要としているものを想像する事は似ているんです!・・・という授業を、精華大学さんでしてきたのです。

そして、そのお客さんのことを詳しく知る為にペルソナというマーケティング手法が効果的なのですが、とはいえ彼らはあくまで学生(院生)。それもマーケティングが専門ではなく、将来はクリエイターになるような方々。そこで今回は、職業クリエイターが生き残る為にペルソナの手法を活用してみませんか?というお話になりました

この講義、社会人の方を相手にお話する場合でも、少し難しいところがあるような話だったりします。ということで授業の企画をしている段階から、学生さんたちからどのような反応を得られるのか?少し不安な部分もありました。

しかし終了後、受講者に話を聞いてみると、「普段、マーケティングに触れる事がないから、新鮮だった!」「実際にサービスを使うユーザーのことを中心考えながら企画をする仕事の進め方に、魅力を感じた」というような言葉もいただけ、概ね好評いただけたようです。(ひと安心)

ということで本講義、今回を前編として後編が来週の木曜日にあります。レポートをしておきながら、今回は授業という事で来校いただく事は出来ませんが、来週も講義後に簡単なレポートをしたいと思います。乞うご期待!

 

小僧ブログにとってのペルソナを作ってみました!

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