見習い小僧ブログリニューアル & 後輩小僧へのバトンタッチ!

見習い小僧

4月も中盤となり、やや時期を逃してしまった感のあるこのタイミングですが、小僧ブログについて2つ発表があります!

その1 初代・見習い小僧、引退。引き継ぎへ!

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小僧ブログは2011年の開設時、当時まだ新卒入社前のインターンだった私が、仕事で学んだことをブログとして残していこうということではじまりました。同時にインフォバーンKYOTOの情報を発信し、インフォバーンKYOTOに興味を持っていただいた方の参考になればと考え、これまで更新してきました(ここ最近はめっきり更新できていませんでしたが・・・)

早いもので、見習いとしてこのブログを始めてもうすぐ4年になります。いつまでも「見習い」と自称してもいられません。さらに、インフォバーンKYOTOにはたくさんの優秀な若手メンバーが入社してきてくれています。

そこで今回、小僧ブログの運営を3名の後輩に引き継ぐことにしました。

その2 『小僧ブログ』開設以来の大リニューアル!

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そして、ご覧いただけばおわかりいただけるかと思いますが、小僧ブログを引き継ぐにあたってブログのデザインとコンセプトを大幅にリニューアルいたしました!

リニューアル後のブログタイトルは『小僧ハウス』

小僧ハウスについて、まずはリニューアルしたブログの『ABOUT』から引用します。

小僧ハウスは、インフォバーンKYOTOで働く3人の見習い小僧達が、各自の目線から学んだことや感じたことをお伝えしていくブログです。Webに関する書籍の書評やイベントレポート、各自の興味分野(大学での専攻テーマ等)の中からWebの仕事に役立つことを中心にご紹介していきます。また、ときにはインフォバーンKYOTOの裏側などもご紹介していけたらと思っています。

引用:About KOZO HOUSE |

小僧たちが集うシェアハウス『小僧ハウス』には現在、さりー、しのみー、えみりーという3名の小僧が住んでいます。みんなインフォバーンKYOTOのインターンとして、既に様々な場面で活躍してくれています。

大学ではそれぞれ全く別のことを勉強している3名の住人たちは、これから小僧ハウスでどんな記事を更新してくれるのでしょうか?乞うご期待です。

これからも、時々見に来てくださいね〜

最後に・・・

最後に個人的な話で恐縮ですが、このたびインフォバーンを卒業することになりました。

前述のとおり、自分にとって小僧ブログは、勉強したことをひとつずつ残していく場所であり、いろんなことを学ぶ度に「これをどう伝えようか?」と整理するきっかけを与えてくれました。インターンの頃に立ち上げを任せてもらったので、自分にとっての初仕事とも言えるもので、非常に愛着があります。

今後は3名の後輩が、それぞれの知見を活かしたいろんな記事を更新してくれると思います。OBとして密かに楽しみにしつつ、もしかしたら時々この場にも顔を出すかもしれませんので、その時はどうぞよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。2015年のインフォバーンKYOTOは・・・

見習い小僧

あけましておめでとうございます。そして小僧ブログの更新がご無沙汰どころの騒ぎではなくなってしまいました(汗)

さて、本日は2015年初めての出社日ということで、全員で(今日来ていない業務委託やアルバイトの3名を除く)初詣に行ってきました。オフィスから徒歩3分のところにある御所八幡宮さんでのお参りは、支社開設以来毎年の恒例行事となりましたが、今年は初の全員正装。ピシっとキメてきました!

今年もインフォバーンKYOTOは、ウェブやコンテンツ、UXコンサルティングといった領域で、関西を中心とした幅広いお客様のお役に立てるよう、精進していきます。なにかご入用の際には、ご遠慮なくお問い合わせください。

> 株式会社インフォバーンへのお問い合わせ

また、一緒に働いてくれるメンバーも引き続き募集中です。

上記各ポジションで募集をしていますので、ピンとくる方はご連絡ください。

 

小僧ブログリニューアル予告

そして、小僧ブログのリニューアル計画をこっそり進めています。

そう遠くない未来にプチリニューアル&体制変更をしますので、もう少し更新頻度の高いブログに出来るかと思います。リニューアルが完了しましたら、また時々見に来ていただけましたら幸いです。

それではまた!

『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』(多分)最速レポート

見習い小僧

なかなか小僧ブログの更新に手が回らず、久しぶりの更新となってしまいました。今日は11/29にロフトワークさんの京都支社で行われたOpen CUイベントシリーズ『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』の参加レポートを書きます(なんかロフトさんのイベントレポートばっかり書いている気が・・・笑)。

まず参加者の多さと熱の高さをお伝えしない訳にはいきません。用意された約35席はほとんど埋まっていました。更にその中の8割くらいは自分でメディアを運営している方のようで、最も遠くから来ている人は倉敷からいらっしゃっていたそうです。岡山県!遠いけど岡山発信のメディア面白そう!

 

今回のイベントについて

さて、今回のイベントは“地域メディア”がテーマでした。僕は地域にもメディアにも興味があって参加したのですが、モデレーターを務められたロフトワークの森内さん曰く、このテーマを選ばれた理由は4つあったそうです。①個人メディアの影響力が高まってきたから。②スマートフォン全盛の時代になってきたから。③ローカル志向が高まってきたから。④地元にはパワーがありあまっているから。

それらをふまえて今回登壇されたのが次の3名。まず地域密着型のWebマガジンで月間100万PVを稼ぐ『枚方つーしん』編集長の本田さん。開始1年で13,000人のファンを獲得したFacebookページ『しがトコ』運営の林さん。最後に岐阜県の恵那・中津川地区でオンパク型イベントを企画されている『恵那山麓博覧会[えなか] 』運営の園原さん。三者三様の発信をされていたので、セッションはとても興味深いものになりました。

以下、簡単にお三方の取り組みをまとめます。

 

登壇者&プログラム

まずはじめに登壇したのが枚方つーしんの本田さん。本田さんのお話で一番興味深かったのは、コンテンツの運用方針。本田さん曰く「街を歩いていて「あっ」と気づくこと、気づいてそれを友達に話したくなるかどうかということを、そのネタを記事化するかどうかの判断基準にしている。」とのことでした。

ご本人が元芸人さんということもあって、面白いかどうかの目利きは一般人には真似できない部分もあるのでしょうが、「そのネタは友達に話したくなるかどうか?」という選定基準は具体的でわかりやすく、自分も実践してみたいなと思いました。

>>『枚方つーしん』へ

 

次に登壇したのがしがトコの林さん。林さんからもコンテンツの運用方針の話がありました。こちらはFacebookの特性もあって、特に写真にはこだわっているのだそう。「シェアしたくなるかどうか?」を、掲載するかどうかの判断基準にしているとおっしゃっていました。

ではシェアしたくなる写真とは具体的に何か?林さん曰く、読者にとって“ちょっと知らない情報”の投稿だとシェアされやすいそう。このFacebookページは、都心の女性をターゲットに運用されていることもあり、実は誰もが知っているひこにゃんや近江牛の写真より、都会の人が普段あまり目にしない滋賀県の広大な田んぼの写真のほうがいいね!数が伸びるといった現象も起きるみたいです。

因みにしがトコのFacebookページはエンゲージメント率が非常に高く、各投稿が平均で25,000人にリーチし、2,500いいね!を獲得しているそうです。ファン数約14,000人(2013年11月現在)に対してこの数字は驚異的です。

>>『しがトコ』へ

 

最後はえなかの園原さん。園原さんの発表で個人的に面白かったのは、彼女達のチームがオンパクという手法でイベントを企画されていたこと。オンパクは大分の別府温泉で始まったイベント企画手法のこと。地域の魅力を再発見するために、その地域の人が協力して企画するイベントで、1年のうちのある期間だけに集中して多数のイベントを開催するのだそうです。

詳しくはウェブサイトを見て頂きたいのですが、えなかさんでは今年、10月〜11月の2ヶ月間で60ものイベントを実施されたそうです。とりまとめの苦労を想像しただけで、僕は燃え尽き症候群になりそうです(笑)。

>>『えなか』へ

 

感想

今回もまた、とても学びになるイベントでした。小僧ブログではあまり伝えきれていない気がして悔しいのですが、交流会含めて様々なメディア運営のリアルな事例を伺うことができ、共感することあり、アドバイスしてもらうことありの充実した時間となりました。

それから今回は、講演と同時進行でグラフィックレコーディング(上図)がされていました。これは講演の内容をリアルタイムで・且つわかりやすく図にまとめていくという手法で、海外のイベントでは多くなってきているようなのですが、僕が参加したイベントでは初めて見た試みでした。最終的に出来た図がわかりやすくて感動!こういうところは是非真似させて頂きたいです。

ということで以上、『ゼロからの地元メディアづくりに挑戦!運営者と学ぶ今とこれからの価値を産み出すノウハウ』のレポートでした!

>>小僧ブログとは?

>>KYOTOで、コンテンツディレクター(編集者)募集中

 

小僧ブログ立上げから2年が経ちました!

見習い小僧

実は8月16日、小僧ブログはひっそりと立上げ2年になりました。

その間にめちゃめちゃ頑張って更新した期間もあれば、全然更新が出来なくなる期間もありました。僕だけでなく、他のアルバイトにも時々記事を書いてもらってきました。「レスポンシブデザイン対応」みたいなウェブトレンドを真面目に追ってみたときもあれば、「コンビニおでんのサイトを紹介する」というようなくだらない記事が続くこともありました。とにかくあっという間としか言いようのない2年間でした。

・・・節目ということでなんとなく振り返ってみましたが、特にリニューアルしたり、小僧ブログをやめたりする予定はありません!これからもこんな感じで、緩くインフォバーンKYOTOのことをご紹介するサイトを続けて参ります。

最近記事を書いてくれているサクタさん(愛称募集中)とともに、もう少し定期的に更新できる体制づくりを進めている最中ですので、これからも小僧ブログをよろしくお願いします!

 

追伸
8月16日、京都では毎年恒例の五山の送り火が行われました。祇園祭もいいけれど、送り火もたまらないですよ!京都におこしやす~。

【イベントレポート】「コンテンツマーケティングを成功に導く『ユーザー中心発想』のススメ」をテーマに、京都支社長・井登がセミナーに登壇!

見習い小僧

※講演の中で、お客様へ配布予定の本の宣伝を忘れてしまったのでここで宣伝しておきます。

 

小僧Blog読者のみなさま、お初にお目にかかります。

見習い小僧先輩の華麗なる仕事ぶりを、毎日左隣から拝見している新入社員・サクタ(フレッシュさは皆無)です。今回は、7月12日(金)に大阪・梅田にて開催されたオウンドメディア・セミナーに、小僧Blogでおなじみ、京都支社長・井登が登壇いたしましたので、僭越ながら小僧先輩にかわりレポートいたします。知見の浅いワタシの気づきや学びは、読者のみなさまにとって新鮮味に欠けるものも多いかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。

今回のセミナーは、株式会社メンバーズ様主催のオウンドメディア・セミナーで、東京・大阪の2会場で開催されました。7月9日(火)に東京会場でのセミナーが開催され、本社よりコンテンツ部門長の成田が登壇。そして12日(金)の大阪会場では、井登が登壇いたしました。井登の他に登壇されたのは、メンバーズ・原様、植木様、ソニー・マーケティング・松原様という、錚々たる顔ぶれです。それぞれの専門領域からオウンドメディア戦略についてお話があり、オウンドメディアについて体系的に学ぶことができました。新入社員にとって非常—————にありがたいお話です。

井登のテーマは「コンテンツマーケティングを成功に導く『ユーザー中心発想』のススメ」。先日小僧先輩が投稿されていた、京都精華大学の講義レポートにも関わりのある『ペルソナ』『カスタマージャーニー』の話を中心に、ユーザー中心発想のオウンドメディア戦略とは如何なるものか、という内容です。

特に『ペルソナ』に関しては、某有名企業でもオウンドメディアを活用するにあたり既に導入されているということで、現場でどのように役立てることができるのか実例も伺うことができ、非常に理解しやすい内容となりました。情報を発信すべき対象を明確にすることにより、そのコンテンツが確実に刺さるコアなファンを育てることで、コンテンツマーケティングを成功に導くことができる、ということなのですね。また、『ペルソナ』はお客様(ユーザー)が存在する全ての業態で、非常に有効な考え方です。ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います限られた時間内で、これだけのボリュームをお話するのはかなり難しいのですが、参加者のみなさまは、非常に熱心にお聞きくださいました。

登壇者全員でのトークセッション&質疑応答もあり、オウンドメディアを運営する際の疑問など積極的な議論が交わされ、大盛況のうちに終了することができました。

ちなみに私・サクタは元ADであり、昔取った杵柄、ではないですが、井登の講演中タイムキーパーをしながらカンペ出しをしておりました。久々のカンペの感触に懐かしさを覚えつつ、一日も早くこの業界で活躍できる人間にならねば、と心に誓ったのでありました。

小僧先輩は仕事が出来すぎるあまり多忙をきわめることが多々あります。そんな時はわたくしが代打で登場するやもしれませんが、小僧Blogともども、どうぞよろしくお願いいたします。

↓こちらから、当日のスライドをご覧いただけます。

 

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見習い小僧

先週も更新したように、先週・今週と2回に分けて、インフォバーンKYOTO支社長の井登が京都精華大学で授業をさせて頂きました。先週は、既にお伝えした通りペルソナについての授業を行い、学生さんたちに「どんな人に自分の作品を気に入ってもらいたいか?」をイメージしてもらいました。

そして今週のテーマはカスタマージャーニー。カスタマージャーニーとは、お客さんにとって理想の旅の経験を追体験すること。お客さんが自社の商品にどう触れて、その後どう気持ちが変化して、最終的にどうやって商品を買ってくれるか?あるいはその先にどうやって自社のファンになってくれるか?といったことを図式化するワークのことです。

 

今回も元の考え方はマーケティングのノウハウでしたが、それを「いかにクリエイターの自己プロデュースに活かすか?」というテーマに置き換えて授業&ワークをしました。前回に引き続き難しいテーマではありましたが、ワークではみなさんとても積極的に発言していただきました。議論が盛り上がって、普段ビジネスでやるワークでは出てこないアイデアも出てきたりしておもしろかった!

また、前回・今回と2度の授業を終えての感想を学生さんに伺ったところ、「漠然と「どんな作品を作ろうかな」と発想するより、具体的なターゲット(ペルソナ)を定め、ユーザーの行動を図式化する方がアイデアも沸くと思いました!」「発想をする時に紙に書き出すと考えやすいなと思いました。」と答えてくださいました。とても共感!ここからすごいクリエイターが育つといいな。

ということで、京都精華大学での授業を2週にわたってレポートしました。普段しない学生さんに向けての授業&ワークをすることになり、そのお手伝いをさせて頂いた僕にとってもこれは新鮮な経験で、大変勉強になりました。

以上、京都精華大学での授業レポートを終わります!

 

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見習い小僧

インフォバーンKYOTOの井登支社長が昨日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業をしました。授業の様子については既にレポートしたのですが、本記事では講義の中で印象的だった言葉のご紹介と、授業中に考えた見習い小僧ブログにとってのペルソナ公開をします。

 

誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない

まず、授業中もっとも印象的だったのが「誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない」という言葉でした。

これは、「だからこそ、1人の大切なお客さんを、出来るだけ具体的にイメージする事が必要。そして、その手法がペルソナである!」という話に繋がっていったのですが、確かに漠然とした読者を相手に記事を書いていてもなかなか読んでもらえないという事は、小僧ブログを約2年やってきて何となくわかってきていて、じゃあどうすればいいの٩(๑`^´๑)۶というのは結構、自分自身も課題だったりします。

 

で、実は最近読んで、自社の事で手前味噌ながら勉強になったコンテンツに、弊社Production & Operating部門長の成田がSlide Shareで公開した『コンテンツ作りの三原則』があったのですが、その中でも7ページで「インターネットは同士が集まったライブ会場とは違います。「エヴェリバディ〜」と呼びかけても、他人ゴトと思われ、だれにも伝わりません。」と言及されていて、つまり今回の文脈と同じ事が言われていました。

そして、同じように1人のターゲットを意識しろと主張する井登の講義と成田のスライドでしたが、その1人を具体的にイメージする為の方法として紹介されていたのは、どちらもペルソナの手法でした。

 

小僧ブログにとってのペルソナ(仮)

ということで、これまで特に設定してこなかった小僧ブログのペルソナを作ってみる事にしました!

授業時間に特急で作ったので、足りないところが沢山あるかもしれないですが。でも、こういうある種の縛りがあると、逆にコンテンツも作りやすくなる気がします

 

ということで、来週も精華大学さんで講義があります。来週はカスタマージャーニーがテーマです!

 

授業のレポート、学生さんの感想をまとめました!

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見習い小僧

昨日6月27日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業の第1回(全2回)を京都支社長の井登が行いましたので、ご報告を兼ねてレポートをします。(授業で作った小僧ブログのペルソナは、コチラ

「あなたには好きな人はいますか?」

「好きな人の好きなもの、言えますか?」

そんな質問で始まったこの講義。このあと「好きな人が好きなもの、漠然と考えていてもわからないけれど、好きな人の事を具体的に知れば、どんなものをプレゼントすれば喜んでもらえるかがわかるよね!」と続くのですが、決して恋バナをしにきたわけではありません!

ウェブサイトを作っていて、「ユーザーが、どんな情報をこのサイトに求めているかわからない!」「どんなサイトがお客さんに好まれるの?」となることはありせんか?実は、憧れのあの娘がプレゼントされて喜ぶものを想像するのと、自社のお客さんが必要としているものを想像する事は似ているんです!・・・という授業を、精華大学さんでしてきたのです。

そして、そのお客さんのことを詳しく知る為にペルソナというマーケティング手法が効果的なのですが、とはいえ彼らはあくまで学生(院生)。それもマーケティングが専門ではなく、将来はクリエイターになるような方々。そこで今回は、職業クリエイターが生き残る為にペルソナの手法を活用してみませんか?というお話になりました

この講義、社会人の方を相手にお話する場合でも、少し難しいところがあるような話だったりします。ということで授業の企画をしている段階から、学生さんたちからどのような反応を得られるのか?少し不安な部分もありました。

しかし終了後、受講者に話を聞いてみると、「普段、マーケティングに触れる事がないから、新鮮だった!」「実際にサービスを使うユーザーのことを中心考えながら企画をする仕事の進め方に、魅力を感じた」というような言葉もいただけ、概ね好評いただけたようです。(ひと安心)

ということで本講義、今回を前編として後編が来週の木曜日にあります。レポートをしておきながら、今回は授業という事で来校いただく事は出来ませんが、来週も講義後に簡単なレポートをしたいと思います。乞うご期待!

 

小僧ブログにとってのペルソナを作ってみました!

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見習い小僧

5/11の土曜日に大阪で行われた、『Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル』というセミナーに参加してきました。

本セミナーの講師は、SEO業界でキーパーソンの1人である住太陽氏。僕は最近、SEOについても少しずつ勉強をしていますが、何かわからないことがあって検索する際に良く出てくるのが住氏のブログだったりして、これまでもお世話になって来た方でした。まだ読まれていない方は、住氏のブログも要チェックです!

さて、まず今回のセミナー全体の印象をまとめると、あくまで「SEOを扱うWeb制作者の為の」物で、しかも検索順位で上位に表示させる為の技術の紹介ではなく、「そもそもサイトに人を呼ぶってどういうことよ?」というレベルで語られるお話です。なので、テクニックを期待していかれる方には適さないかもしれません。

まあブログを読めばわかるのですが、住さん自体が「SEOはテクニックの問題ではない」とかねてから提唱されている方なので、住さんのセミナーにわざわざ行かれる方はすでに理解の上で参加されるのかもしれませんね。

と言いつつ実は、僕はテクニック的な話も少しだけ期待して参加した人間でした。しかしもっと重要なことがいくつも聴けた気がしています。以下、ここでは2つに絞ってご紹介します。

 

1.もし、それが絶対に外せないキーワードならば、SEOではなくリスティング広告を出稿するべし!

まず、SEOは中長期的な視点で行うものであるということです。検索をする人(検索者)にとって圧倒的に「詳しく」「わかりやすく」「丁寧で」「優しい」コンテンツを用意することで、自然とそのページにユーザーを誘導すること。それこそがSEOなのだということでした。

では、それでもどうしても流入を増やしたいキーワードがある場合はどうするのか?・・・リスティング広告を使うのです。リスティング広告であれば、検索キーワードもLPもこちらの思う通りに設定できます。お金はかかりますが、それが本当に稼げるワードならば集客にお金を使う価値があるはずです。

住さんが、「SEOは中長期的にジワジワやるものだ」というような文脈で語られていたことが、今回の学びの1つでした。勿論頭ではそうとわかりつつ、実際のプロジェクトの中だとつい、「早く検索流入の効果を!」と考えて危ないブラックハットが美味しそうに見えてくる物ですからね(あ、実際に手を出したことはありませんよ!)。

因みに住さん曰く、世の中で検索に使われているキーワード(クエリ)の中で最も多いのは「調べもの系クエリ」であり、次がブックマーク代わりに検索が使われる「ナビゲーショナルクエリ」その次にやっと、買い物の為のクエリを意味する「トランザクショナルクエリ」がくるそうです。なおかつこの中でも、調べもの系のクエリが圧倒的に多いとのこと。

つまり、検索者のほとんどは「何かを買いたい」なんて思っていないんですね。だから無茶なSEOでいくら人を呼んでも、コンテンツが適していなくて結局買ってくれないということになってしまいます。素直に、高確立で買ってくれるキーワードにリスティング費用を投じるのが賢いやり方といえるのでしょう。

 

2.Web上にWeb屋としてサイトを公開する以上、そのサイトへの評価が自分たちへの評価であることを認識すべし!

本来、出来ていて当然のはずなのに、意外と上手くいっていないのが、我々Web制作会社自身のサイトだったりするのでしょう。Webで集客し、売上を上げることを歌っている我々のサイトが上手くいっていないと、お客さんはそのようにしか見てくれないということです。

ではまず、我々Web制作会社がWeb上に優良なコンテンツを作っていくとして、ターゲットは誰か?恐らく企業のWeb担当者や代理店のディレクターなどになるのでしょう。ここまでは簡単。

しかしこの後重要で難しいのが、どういうテイストでページを作るかということ。よく「うちのサービスは○○で××なところが最高です!」という押し売りページに陥りがちですが、そうではなく、「あなたのその問題は△△をすることによって解決できます」という文脈にすることが大切なのだと住さんはおっしゃっていました。

あくまで検索してサイトを訪れたユーザーのニーズを満たすこと。それによって信頼を積み上げ、後々契約に繋げてもらうのです。

例えば手前味噌ながら弊社の例を挙げさせて頂くと、ソーシャルメディアの最新事例をお届けしている『ソシエタ』や、スマホサイトの事例をお届けしている『SPhere!』などは、基本的に「ウリ」に直接誘導するようなテイストではなかったりします。まずは信頼を獲得することですね!

 

まとめ

ということで、改めて全体をまとめると、「自らのこれまでの知見を元にサイトにコンテンツを用意し、検索者のニーズを満たし、信頼を獲得しろ!それがSEOだ!」というメッセージのこもったセミナーだったと思います。

自分のことに置き換えると、勿論先に挙げた『ソシエタ』『SPhere!』が弊社サイトのメイン・コンテンツになるのですが、小僧ブログは小僧ブログでインフォバーンKYOTOにとってのメインコンテンツとして、更新を頑張らねば!と思った次第です。

近頃更新が減っていますが、今後ともよろしくお願いします!

 

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