前回、あっさりとレスポンシブデザイン化を完了させてしまいましたので、ここで今回の試みについて小僧なりに(ディレクターなりに)締めをしてみます。まずは小僧ブログレスポンシブ化の一連の流れです。
③【見習い小僧×技術小僧】5つの事例から学ぶレスポンシブデザイン
④【見習い小僧×技術小僧】いよいよレスポンシブデザイン実装!!
実際やってみて感じたのは、レスポンシブデザインはハマればとても作業が素早く進み(=工数が少なくて済む→予算も抑えられる)、ワンソース化することでHTMLのページでも更新が楽になるなということです。でも“ハマれば”と表現したように落とし穴もあって、きっと情報量が多いサイトやデザインにこだわりたいサイト、また複雑な承認フローが必要なプロジェクトだと結局普通に作った方がいい場合も多々あるだろうなという印象です。
今回の場合、作業にかかったのは実質1人日くらいのものです。これだけ短期間でできたのは、技術小僧のジョーがこの技術を既に習得していたということが1番の理由です。ですがそれだけでなく、そもそも小僧ブログが2カラムでページ数も少ないこと、デザインがシンプルでスマホ上での細かな見た目にこだわらなかったこと、更にそれらを小僧と技術小僧だけというシンプルなチーム構成でどんどん意思決定できたことというような条件がなければ厳しかったかなとも思います。
ということで万能ではないかなという気持ちも残りましたが、ひとまず小僧ブログが、スマートフォンからもオリジナリティ溢れるデザインで閲覧できるようになったことは大きな進歩です!とても満足です。しかし実は、他にもやってみたいことはあるので、次回以降このシリーズはスマートフォン対応の枠を飛び出して突き進んでみたいと思います。
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