【小ネタ】Perfumeじゃないけど、わたしもマッピングされたい!他

先日までの暑さが嘘のように和らぎ、ちょっとだけ秋の風を感じる御池通から、今回もサクタ(引き続き愛称募集中)がお届けします。夏が戻ってきませんように。いっそのこと、秋も通り越して、このまま冬になりますように。

長々と私の近況を報告しても仕方ないので(ヤナギブソンに言わせると「誰が興味あんねん!」)、早速小僧Blog編集部がピックアップした、小ネタを3つご紹介いたします。

 

1.丸顔の人も面長の人も、あなたの顔がスクリーンに!

 

 

YouTube Preview Image

建物や空間に映像を映し出す「プロジェクションマッピング」という技法が、様々な場面で用いられるようになりました。東京駅丸の内駅舎の事例などは、大きく報道されましたし、ご存じの方も多いと思います。大きなものや空間に投影するイメージが多い「プロジェクションマッピング」ですが、“人間の顔にマッピングする”という脅威の技術を編み出した方々がいらっしゃいました。perfumeのライブ演出などで有名なクリエイター集団・ライゾマティクスです。

パフォーマーの顔の上に映像が映され次々変化する様子は、今まで見たことが無い映像表現でとても新鮮です。特殊メイクではできない表現も可能ですし、今後様々な場面で活用されていくのではないでしょうか。ワタシなら、スター・ウォーズのダース・モールの顔にしてほしいです。

※マッピングの様子は1分25秒頃です!

 

2.テクノロジーを復興に活かせ!

 

東日本大震災から、もうすぐ2年半。復興がなかなか進まず、津波の爪痕が残っている地域も多いといいます。しかし、復興のために今も多くの方が活動されています。

つなっぷ」というアプリをご存知の方はいらっしゃるでしょうか。これは「復興活動をテクノロジーで支援したい!」という理念のもと発足した「東北 TECH 道場」の、石巻道場で開発されたアプリです。津波時のデータを収集し、津波の高さを記録したり、情報を引き出すことができるのだとか。「つなっぷ」は石巻市限定のアプリですが、日本全国の津波の危険がある地域にこんな活動が広がっていくといいですね。

京都市に津波は来ませんが、木造建築が多いので、震災の時は火災への対策が重要になってきます。インフォバーンでも、災害に備えて、そんな活動できないかしら。

 

3.Joyeux anniversaire!Debussy!

 

「お誕生日おめでとう!ドビュッシー!」ということで、最後にこちらをご紹介。

8月22日は、フランスの作曲家・ドビュッシーの151回目の誕生日で、その日のGoogleの検索トップ画面は、「月光」とともにステキな映像が流れるというものでした。窓の光や街灯が、音と連動して点滅します。

「今日は何の日?」的なこのおもしろデサインの数々は“Doodles”とよばれています。それぞれのDoodlesの製作に至るまでの経緯、使われている技術、製作のこぼれ話まで(ちなみに今回の制作者は、妹さんに手伝ってもらったそうです)公開されているのです。ワタシは今回ドビュッシーのデザインを見て初めてそのことを知りました。こんな裏話を知れば、Google検索のトップページを見るたび、毎日の検索がちょっぴり楽しくなるかもしれません。

ちなみにワタシがおもしろいなと思ったのは、江戸時代の俳人・小林一茶の誕生日のデザインに、ちゃんと「カエル」が使われていたことです。制作者は日本人ではないのに、とても芸が細かいことに驚きました!

 

毎週金曜日に開催される“御池シンポジウム”。すでに60回以上開催されていますが、メンバーからネタ切れの気配は感じられません。日々新しい情報や技術に目を向ける姿勢が、染み付いているということでしょう。

次回はどんなネタをお届けできるでしょうか。どうぞお楽しみに!

 

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ごあいさつ。

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