Webでの一般公募から生まれた、LUSH四条通り店がオープン!

見習い小僧

京都の四条通りに新しく出来たLUSHコンセプトショップ。この店舗が外見からして特徴的で、お洒落な店も多い四条界隈でも建設中からひと際目立っていたのですが、遂にオープンしたという事で行ってきました。※LUSHとは、自然素材を使った化粧品などを取り扱うブランドです。

こちらがLUSH四条店の外観です。通りに面した側が全て植物で覆われているデザインです。目を引く事間違いなしですが、それだけでなくLUSHの“自然派”というメッセージも表している素敵なデザインだと思います。LUSHは結構いろんな場所で見かけるブランドで、僕もいくつも店舗を見た事がありますが、こういうのは初めてです。

肌のことを気にかける多くの女性(と最近は男性も)が1度はどこかのLUSHに立ち寄った事があると思いますが、京都でこのLUSHを見かけたら、きっと入らずにはいられないでしょうね。

店内はこんな感じになっています。全国のLUSH店舗と同じく、大きな石けんの固まりが積まれていたり、手を試し洗いする為のスペースがあったりするのですが、何より一番の特徴は店内にキッチンがある事。LUSHでは商品の製造工場を「キッチン」と呼んでいて、それを店舗内に作ってしまっています!ガラス張りのキッチンは中で実際に何かを作っている人の様子を見る事が出来、美容に興味が無くてもちょっと面白いです。

それでこの店舗、はじめに書いた通りコンセプトショップなのですが、店舗デザインはWebでのデザインコンペ特別賞を獲得した作品を基にしているそうです。デザインコンペのサイトを見ると、本デザインについて応募者の越智さんが以下のようにコメントを残されています。

「ファームでの収穫、キッチンと呼ばれる工場でのハンドメイド、マーケットのように 並べられる商品。この3つのシーンを空間に落とし込み、LUSH STORYという 絵本の中を歩いているようなショップ空間をつくります。原料であるフルーツや 野菜が、このプロセスを通り商品になるように、ショップに訪れた人もこのプロセスを 体感しながら商品にたどり着くのです。」

確かにこの店舗には、LUSHがどのようなバックグラウンドを持ったブランドなのかが随所で感じられるようになっています。外観もそうですし、公開されたキッチンや店内のポップ、食品のように取り扱われた化粧品のショーケースなど、その全てがLUSHのストーリーを表しているように思いました。

外観に関してはむしろ、デザインコンペで最優秀賞を受賞した作品に近い気もしますが、どちらにしてもこのデザインコンペとコンセプトショップのオープンは、企業がユーザーとともに商品やブランドを作り上げていくコ・クリエーションの大成功事例になるんじゃないかなと感じます。京都に起こしの際は是非お立寄を!

 

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