【小ネタ】御池シンポジウムの小ネタまとめ。

みなさま、こんにちは。小僧Blogなのに、小僧じゃないサクタ(愛称募集中)が今回もお届けします。

 

ちょっと昔のエラい人が「意の如くならざるもの,鴨河の水,双六(すごろく)の賽,山法師の三つのみ」という言葉を残しました。いわゆる“天下三不如意”です。

ここ最近、夏の京都も、思い通りにならないことの連続です。本来の“天下三不如意”とは意味合いが違いますが、それっぽく3つ挙げてみると、「京都人を困らせるもの、酷暑、ゲリラ豪雨、御池通に転がるクマゼミ」という感じでしょうか。

最後の1つは個人的なアクシデントですが、昼間の御池通はセミの鳴き声で話し声が聞こえないほどです。残念ながらワタシは、まだそれを「風流」と感じられるほど人間ができておりませんので、早く冬にならないかな……なんて、どうにもならないことに頭を悩ませてしまいます。まさに不如意。

 

そんなことを考えていたら、前回お伝えした支社長・井登の講演のレポートから、1か月も経ってしまいました。その間京都支社は、通常運転しつつもセミナーやイベントも細々と開催。そちらも、少しずつですがこちらでご紹介していきたいと思います。

が、今回は、以前小僧先輩がご紹介していたネタ交換会のお話を復活させます。

インフォバーン京都支社では、毎週金曜日に、“御池シンポジウム”と題し、メンバーのタスクの進捗と小ネタを共有する場を設けています。案件に関しては当然社外秘なのですが、小ネタは小僧Blog読者のみなさまにも、きっと有益(?)であろう情報がてんこ盛りです。定期的にご紹介していきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。

初回は夏にピッタリ!な小ネタたちです。

 

1.然花抄院・京都室町本店で4周年記念イベント開催中!

京都メンバー・イチオシのお菓子屋さん、室町通にある『然花抄院』では、8月31日(土)まで4周年記念イベントを開催中とのステキ情報が!メルマガ会員か、Facebookへのいいね!でお菓子のプレゼントが貰えるだけでなく、1,575円以上のお買い上げで喫茶利用券まで貰えてしまいます。ちなみにこの情報をくれたメンバーの話では、かき氷がフワッフワ!!とのこと。明日の休憩時間はかき氷を食べに行きそうな勢いです。

 

2.アプリで蚊よけが可能な時代

仕事柄、様々なスマートフォンアプリを使ってみるのですが、まさかこんなものまで。……というのも、冷房が苦手なわたくし、窓を開け放って生活していたら、蚊に刺され過ぎてヒドい顔に。「これだけ多様なアプリがあるのだから、もしや蚊よけもあるのでは?」と思い、調べてみたらありました! 人にはほとんど聞こえないですが、虫が嫌がる音を出す、という仕組みのようです。効果のほどは……?

 

3.コビトの動きが脱力感だけでなくダルさもさそう……?

最後にコチラをご紹介。コビトの顔に自分や友人などの写真をはめ込み、コビトが愉快に踊る姿が、なんともユルい。もともとクリスマスの時期に製作されたアプリだそうですが、その後人気が広まり、やみつきになる人が続出、だとか。なんてことはない動きなのに、じわじわおもしろい。笑っている間はきっと暑さも忘れてしまうと思いますが、我に返った瞬間に襲いくる倦怠感はどうしたものでしょう。

 

もちろんマジメなネタもたくさん出ているのですが、こちらでご紹介するものは、小僧Blog編集部の独断と偏見によりピックアップされますので悪しからず。

次回の小ネタレポートもお楽しみに!

 

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※講演の中で、お客様へ配布予定の本の宣伝を忘れてしまったのでここで宣伝しておきます。

 

小僧Blog読者のみなさま、お初にお目にかかります。

見習い小僧先輩の華麗なる仕事ぶりを、毎日左隣から拝見している新入社員・サクタ(フレッシュさは皆無)です。今回は、7月12日(金)に大阪・梅田にて開催されたオウンドメディア・セミナーに、小僧Blogでおなじみ、京都支社長・井登が登壇いたしましたので、僭越ながら小僧先輩にかわりレポートいたします。知見の浅いワタシの気づきや学びは、読者のみなさまにとって新鮮味に欠けるものも多いかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。

今回のセミナーは、株式会社メンバーズ様主催のオウンドメディア・セミナーで、東京・大阪の2会場で開催されました。7月9日(火)に東京会場でのセミナーが開催され、本社よりコンテンツ部門長の成田が登壇。そして12日(金)の大阪会場では、井登が登壇いたしました。井登の他に登壇されたのは、メンバーズ・原様、植木様、ソニー・マーケティング・松原様という、錚々たる顔ぶれです。それぞれの専門領域からオウンドメディア戦略についてお話があり、オウンドメディアについて体系的に学ぶことができました。新入社員にとって非常—————にありがたいお話です。

井登のテーマは「コンテンツマーケティングを成功に導く『ユーザー中心発想』のススメ」。先日小僧先輩が投稿されていた、京都精華大学の講義レポートにも関わりのある『ペルソナ』『カスタマージャーニー』の話を中心に、ユーザー中心発想のオウンドメディア戦略とは如何なるものか、という内容です。

特に『ペルソナ』に関しては、某有名企業でもオウンドメディアを活用するにあたり既に導入されているということで、現場でどのように役立てることができるのか実例も伺うことができ、非常に理解しやすい内容となりました。情報を発信すべき対象を明確にすることにより、そのコンテンツが確実に刺さるコアなファンを育てることで、コンテンツマーケティングを成功に導くことができる、ということなのですね。また、『ペルソナ』はお客様(ユーザー)が存在する全ての業態で、非常に有効な考え方です。ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います限られた時間内で、これだけのボリュームをお話するのはかなり難しいのですが、参加者のみなさまは、非常に熱心にお聞きくださいました。

登壇者全員でのトークセッション&質疑応答もあり、オウンドメディアを運営する際の疑問など積極的な議論が交わされ、大盛況のうちに終了することができました。

ちなみに私・サクタは元ADであり、昔取った杵柄、ではないですが、井登の講演中タイムキーパーをしながらカンペ出しをしておりました。久々のカンペの感触に懐かしさを覚えつつ、一日も早くこの業界で活躍できる人間にならねば、と心に誓ったのでありました。

小僧先輩は仕事が出来すぎるあまり多忙をきわめることが多々あります。そんな時はわたくしが代打で登場するやもしれませんが、小僧Blogともども、どうぞよろしくお願いいたします。

↓こちらから、当日のスライドをご覧いただけます。

 

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先週も更新したように、先週・今週と2回に分けて、インフォバーンKYOTO支社長の井登が京都精華大学で授業をさせて頂きました。先週は、既にお伝えした通りペルソナについての授業を行い、学生さんたちに「どんな人に自分の作品を気に入ってもらいたいか?」をイメージしてもらいました。

そして今週のテーマはカスタマージャーニー。カスタマージャーニーとは、お客さんにとって理想の旅の経験を追体験すること。お客さんが自社の商品にどう触れて、その後どう気持ちが変化して、最終的にどうやって商品を買ってくれるか?あるいはその先にどうやって自社のファンになってくれるか?といったことを図式化するワークのことです。

 

今回も元の考え方はマーケティングのノウハウでしたが、それを「いかにクリエイターの自己プロデュースに活かすか?」というテーマに置き換えて授業&ワークをしました。前回に引き続き難しいテーマではありましたが、ワークではみなさんとても積極的に発言していただきました。議論が盛り上がって、普段ビジネスでやるワークでは出てこないアイデアも出てきたりしておもしろかった!

また、前回・今回と2度の授業を終えての感想を学生さんに伺ったところ、「漠然と「どんな作品を作ろうかな」と発想するより、具体的なターゲット(ペルソナ)を定め、ユーザーの行動を図式化する方がアイデアも沸くと思いました!」「発想をする時に紙に書き出すと考えやすいなと思いました。」と答えてくださいました。とても共感!ここからすごいクリエイターが育つといいな。

ということで、京都精華大学での授業を2週にわたってレポートしました。普段しない学生さんに向けての授業&ワークをすることになり、そのお手伝いをさせて頂いた僕にとってもこれは新鮮な経験で、大変勉強になりました。

以上、京都精華大学での授業レポートを終わります!

 

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インフォバーンKYOTOの井登支社長が昨日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業をしました。授業の様子については既にレポートしたのですが、本記事では講義の中で印象的だった言葉のご紹介と、授業中に考えた見習い小僧ブログにとってのペルソナ公開をします。

 

誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない

まず、授業中もっとも印象的だったのが「誰にでも好かれるものを作るクリエイターは、誰にも心の底からは愛されない」という言葉でした。

これは、「だからこそ、1人の大切なお客さんを、出来るだけ具体的にイメージする事が必要。そして、その手法がペルソナである!」という話に繋がっていったのですが、確かに漠然とした読者を相手に記事を書いていてもなかなか読んでもらえないという事は、小僧ブログを約2年やってきて何となくわかってきていて、じゃあどうすればいいの٩(๑`^´๑)۶というのは結構、自分自身も課題だったりします。

 

で、実は最近読んで、自社の事で手前味噌ながら勉強になったコンテンツに、弊社Production & Operating部門長の成田がSlide Shareで公開した『コンテンツ作りの三原則』があったのですが、その中でも7ページで「インターネットは同士が集まったライブ会場とは違います。「エヴェリバディ〜」と呼びかけても、他人ゴトと思われ、だれにも伝わりません。」と言及されていて、つまり今回の文脈と同じ事が言われていました。

そして、同じように1人のターゲットを意識しろと主張する井登の講義と成田のスライドでしたが、その1人を具体的にイメージする為の方法として紹介されていたのは、どちらもペルソナの手法でした。

 

小僧ブログにとってのペルソナ(仮)

ということで、これまで特に設定してこなかった小僧ブログのペルソナを作ってみる事にしました!

授業時間に特急で作ったので、足りないところが沢山あるかもしれないですが。でも、こういうある種の縛りがあると、逆にコンテンツも作りやすくなる気がします

 

ということで、来週も精華大学さんで講義があります。来週はカスタマージャーニーがテーマです!

 

授業のレポート、学生さんの感想をまとめました!

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見習い小僧

昨日6月27日、京都精華大学で『出会い、ときめかせ、結ばれる INFOBAHNの恋するプロデュース術』という授業の第1回(全2回)を京都支社長の井登が行いましたので、ご報告を兼ねてレポートをします。(授業で作った小僧ブログのペルソナは、コチラ

「あなたには好きな人はいますか?」

「好きな人の好きなもの、言えますか?」

そんな質問で始まったこの講義。このあと「好きな人が好きなもの、漠然と考えていてもわからないけれど、好きな人の事を具体的に知れば、どんなものをプレゼントすれば喜んでもらえるかがわかるよね!」と続くのですが、決して恋バナをしにきたわけではありません!

ウェブサイトを作っていて、「ユーザーが、どんな情報をこのサイトに求めているかわからない!」「どんなサイトがお客さんに好まれるの?」となることはありせんか?実は、憧れのあの娘がプレゼントされて喜ぶものを想像するのと、自社のお客さんが必要としているものを想像する事は似ているんです!・・・という授業を、精華大学さんでしてきたのです。

そして、そのお客さんのことを詳しく知る為にペルソナというマーケティング手法が効果的なのですが、とはいえ彼らはあくまで学生(院生)。それもマーケティングが専門ではなく、将来はクリエイターになるような方々。そこで今回は、職業クリエイターが生き残る為にペルソナの手法を活用してみませんか?というお話になりました

この講義、社会人の方を相手にお話する場合でも、少し難しいところがあるような話だったりします。ということで授業の企画をしている段階から、学生さんたちからどのような反応を得られるのか?少し不安な部分もありました。

しかし終了後、受講者に話を聞いてみると、「普段、マーケティングに触れる事がないから、新鮮だった!」「実際にサービスを使うユーザーのことを中心考えながら企画をする仕事の進め方に、魅力を感じた」というような言葉もいただけ、概ね好評いただけたようです。(ひと安心)

ということで本講義、今回を前編として後編が来週の木曜日にあります。レポートをしておきながら、今回は授業という事で来校いただく事は出来ませんが、来週も講義後に簡単なレポートをしたいと思います。乞うご期待!

 

小僧ブログにとってのペルソナを作ってみました!

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見習い小僧

5/11の土曜日に大阪で行われた、『Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル』というセミナーに参加してきました。

本セミナーの講師は、SEO業界でキーパーソンの1人である住太陽氏。僕は最近、SEOについても少しずつ勉強をしていますが、何かわからないことがあって検索する際に良く出てくるのが住氏のブログだったりして、これまでもお世話になって来た方でした。まだ読まれていない方は、住氏のブログも要チェックです!

さて、まず今回のセミナー全体の印象をまとめると、あくまで「SEOを扱うWeb制作者の為の」物で、しかも検索順位で上位に表示させる為の技術の紹介ではなく、「そもそもサイトに人を呼ぶってどういうことよ?」というレベルで語られるお話です。なので、テクニックを期待していかれる方には適さないかもしれません。

まあブログを読めばわかるのですが、住さん自体が「SEOはテクニックの問題ではない」とかねてから提唱されている方なので、住さんのセミナーにわざわざ行かれる方はすでに理解の上で参加されるのかもしれませんね。

と言いつつ実は、僕はテクニック的な話も少しだけ期待して参加した人間でした。しかしもっと重要なことがいくつも聴けた気がしています。以下、ここでは2つに絞ってご紹介します。

 

1.もし、それが絶対に外せないキーワードならば、SEOではなくリスティング広告を出稿するべし!

まず、SEOは中長期的な視点で行うものであるということです。検索をする人(検索者)にとって圧倒的に「詳しく」「わかりやすく」「丁寧で」「優しい」コンテンツを用意することで、自然とそのページにユーザーを誘導すること。それこそがSEOなのだということでした。

では、それでもどうしても流入を増やしたいキーワードがある場合はどうするのか?・・・リスティング広告を使うのです。リスティング広告であれば、検索キーワードもLPもこちらの思う通りに設定できます。お金はかかりますが、それが本当に稼げるワードならば集客にお金を使う価値があるはずです。

住さんが、「SEOは中長期的にジワジワやるものだ」というような文脈で語られていたことが、今回の学びの1つでした。勿論頭ではそうとわかりつつ、実際のプロジェクトの中だとつい、「早く検索流入の効果を!」と考えて危ないブラックハットが美味しそうに見えてくる物ですからね(あ、実際に手を出したことはありませんよ!)。

因みに住さん曰く、世の中で検索に使われているキーワード(クエリ)の中で最も多いのは「調べもの系クエリ」であり、次がブックマーク代わりに検索が使われる「ナビゲーショナルクエリ」その次にやっと、買い物の為のクエリを意味する「トランザクショナルクエリ」がくるそうです。なおかつこの中でも、調べもの系のクエリが圧倒的に多いとのこと。

つまり、検索者のほとんどは「何かを買いたい」なんて思っていないんですね。だから無茶なSEOでいくら人を呼んでも、コンテンツが適していなくて結局買ってくれないということになってしまいます。素直に、高確立で買ってくれるキーワードにリスティング費用を投じるのが賢いやり方といえるのでしょう。

 

2.Web上にWeb屋としてサイトを公開する以上、そのサイトへの評価が自分たちへの評価であることを認識すべし!

本来、出来ていて当然のはずなのに、意外と上手くいっていないのが、我々Web制作会社自身のサイトだったりするのでしょう。Webで集客し、売上を上げることを歌っている我々のサイトが上手くいっていないと、お客さんはそのようにしか見てくれないということです。

ではまず、我々Web制作会社がWeb上に優良なコンテンツを作っていくとして、ターゲットは誰か?恐らく企業のWeb担当者や代理店のディレクターなどになるのでしょう。ここまでは簡単。

しかしこの後重要で難しいのが、どういうテイストでページを作るかということ。よく「うちのサービスは○○で××なところが最高です!」という押し売りページに陥りがちですが、そうではなく、「あなたのその問題は△△をすることによって解決できます」という文脈にすることが大切なのだと住さんはおっしゃっていました。

あくまで検索してサイトを訪れたユーザーのニーズを満たすこと。それによって信頼を積み上げ、後々契約に繋げてもらうのです。

例えば手前味噌ながら弊社の例を挙げさせて頂くと、ソーシャルメディアの最新事例をお届けしている『ソシエタ』や、スマホサイトの事例をお届けしている『SPhere!』などは、基本的に「ウリ」に直接誘導するようなテイストではなかったりします。まずは信頼を獲得することですね!

 

まとめ

ということで、改めて全体をまとめると、「自らのこれまでの知見を元にサイトにコンテンツを用意し、検索者のニーズを満たし、信頼を獲得しろ!それがSEOだ!」というメッセージのこもったセミナーだったと思います。

自分のことに置き換えると、勿論先に挙げた『ソシエタ』『SPhere!』が弊社サイトのメイン・コンテンツになるのですが、小僧ブログは小僧ブログでインフォバーンKYOTOにとってのメインコンテンツとして、更新を頑張らねば!と思った次第です。

近頃更新が減っていますが、今後ともよろしくお願いします!

 

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4/17(水)に京都大学で開催された、文化系の合同新入生歓迎イベント「START」に、インフォバーンKYOTO支社長の井登とともに参加してきました。

 

・事前目標と挫折

このイベントは、新歓時期の新入生に、様々な文化系の学生団体の活動を紹介し、また企業でのインターンなども含めて、幅広い選択肢と接点を持ってもらおう!という目的のイベントです。(超意訳)

実は、上記のような企画書を事前にいただいていたものの、このイベント自体がまだはじめての開催ということもあり、一体どんなイベントになるのか、参加前には見当もつきませんでした。

そこで、せっかく参加するならと自分なりに2つ目的を持ちまして、1つは参加する学生団体のブースを回り、ユニークな団体の話を聞いてみること。2つめに、ブースに来てくれた学生さんに、イベント終了後に小僧ブログを訪問してもらうことでした。

しかし、いざイベントが始まると、なかなかブースを離れることが出来る状況にならず、イベント中の目的1達成は、残念ながら断念(しかしその後、交流会にて色々な団体の学生さんとお話してきました!)。

それでもう1つの目的である、ブースに来てくれた人に小僧ブログを訪れてもらうことを大目標に切り替え、開始1時間ほどブースを守っていたのですが、あんまり人が来てくれない!来てくれても、会社について説明した後、なかなか小僧ブログの宣伝が出来ない!

そこで、「このブースには何が足りないのか?」ということを考えていたら、ひとつのヒントに行き着きました。そう、ウェブサイトに足りないものが何か?を考える際に役立つ、コンセプトダイアグラム法です!

 

・コンセプトダイアグラムで考える、イベントブース運営

ということで、なんかとても大袈裟ですが(笑)学生がいない隙を狙って上図のようなコンセプトダイアグラムを作ってみました。

ターゲットは「どんな団体があるのかな?」とウキウキしている学生さん。ブースでのゴールは、小僧ブログを覚えてもらうこと!そして、学生さんがブース付近に近づいてから、小僧ブログを「訪問しよう!」と思ってくれるまでには、上図のようなステップ(超少ない)があるのかな?と定義してみました。

そして例に習い、ターゲットに各のステップを踏んでもらう為には何をしなければいけないか?ということを上図のように描き入れてみました。

・・・足りないものがわかったぞ!「そこらへんをブラブラしている人の目を引く仕掛け」「会話中に小僧ブログを紹介するきっかけ」だ!

 

・ブース改造計画 

ということで早速、ブースのプチ改造と、小僧ブログ紹介の為のツール造りに着手。ブースは上の写真のBefore→Afterのように、持参していたパンフレットをイスの裏面に貼ってみることで、「ちょっと興味あるけど話しかけづらい・・・」みたいな人に気軽に読んでもらえるようにしてみました。(すごく、地味な改善w)

また、会社説明の流れから小僧ブログの紹介をするツールとしては、1枚の簡単なPDFを作り、会話中のよきタイミングで表示させて強引に小僧の顔と「見習い小僧」のキーワードだけでも覚えて帰ってもらう作戦にしました。

 

・結果

結果、お客さんが来なくて悶々としていたはじめの1時間に比べ、改善後の1時間はブース改造後は訪問者数が約5倍!また、その全員にちゃんと小僧ブログの話を聞いてもらうことが出来ました。中には「見習い小僧」とメモして帰ってくれる学生さんも!

やったことはとても単純なことで、イベントを何度も経験している方には当たり前のことでしょうが、とても良い学びになりました。メモして帰ってくれた学生さんが、家で小僧ブログを検索してくれているといいな。

 

・その頃支社長、井登は・・・

一方その頃、井登は中央のステージで、京都大学で交換留学支援を行っている学生団体ESSKの西村さんとパネルディスカッションを行っていました。テーマは「新入生よ、これをせよ!」です。

僕はブースで学生さんへの説明を行っていたので、ほとんど内容を聴くことは出来ませんでしたが、井登自身の学生時代の話などをいろいろと話したようです。

 

・イベント終了〜打ち上げ

(写真:STARTのFacebookイベントページからお借りしました)

イベント終了後、打ち上げにも参加させて頂きました。その場では、他にスポンサーとして参加された企業の担当者の方々とお話しさせて頂いたり、たくさんの学生さんとお話したりで、とても充実した会になりました。

企業と共同で新時代のめんこを開発している団体「TPEC」さんの研究話がなかなか興味深く、いつの日かハイパーヨーヨーやベイブレードのようにメンコが小学生の間で大流行してほしいなあなんて思いながら、帰りの京阪に乗りました。

とても長い記事になってしまいましたが。今回はすばらしいイベントに参加させて頂きました。近い将来、ここでお話しした学生さんと一緒に働ける日が来たらいいな、ということでこの記事を締めさせて頂きます。

関係者のみなさま、そしてここまで読んで頂いたみなさま。ありがとうございました!

 

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間が空きましたが、小僧ブログ150記事突破記念、解析とともに振り返ろうシリーズの2本目として、今回は流入元の比較をします。

今回もグラフや表とともに、一言二言ずつ自己評コメントを付けていきたいと思います。

 

その1.自然検索からの流入が多い。

要因考察:自然検索からの流入は1度増加すると減少しにくく、サイト歴が長くなり、記事が増えるにつれ、順調に増加している為。

「自然検索からの流入は減少しにくく」というのは、Facebookなどに比してという意図があります。下に掲載したグラフでも、検索からの流入は1度増加すると減少しにくいという特徴が表れていると思います。

ブログを始めた1年半ちょっと前のころは、検索流入などは到底望めない状況でしたので、毎回書いてはFacebookでシェアし、その日だけ流入が増えてまた落ちていくことの繰り返しでした。それを思うとこんなに検索からの流入があるのは感慨深いものがあります!

 

その2.Facebookからの流入が、自然検索に次いで多い。

要因考察:記事更新ごとにFacebookにてシェアしている為。

上でも触れたとおり、はじめのうちはFacebookからの流入だけが頼りのブログでした。特に多くのリンクをいきなり獲得できるわけでもなく、ライターに力もなく、そして宣伝する費用もないという小僧ブログのようなブログの場合、はじめてしばらくはこのFacebookなどの流入を頼りにして、とにかく続けるしかないですよね。

改善施策:Facebookでのリーチ幅を広げ、流入を安定させる為、公式Facebookページを用意して読者にファンになってもらう。

現在まだ作っていないFacebookページですが、本当はすぐにでも作るべきだなと感じています。せっかく更新しても、今は僕の友人あたりまでしかシェアした内容が届かないですし、アーカイブもされないですし。

現状、ちょっと手が足りていないので、しっかり体制を組み直してFacebookページにも取り組んでいきたいです!

 

その3.2012年10月頃から、インフォバーン本体サイトからの流入が極端に少なくなっている。

要因解説:本体サイトリニューアルに伴って、本体サイトでの小僧ブログの扱いが小さくなった為。

インフォバーン本体サイトがリニューアルする前は、小僧の顔が大きくデザインされたバナーが本体サイトのTOPに表示されていました。しかし、リニューアルに伴って下の階層のリンクのみになってしまったので、本体サイトからの流入は下がってしまったわけです。

リニューアル自体は大変好評をいただいておりますので、小僧ブログにとってはザンネンな結果でしたが仕方がありません!

改善施策:①本体サイトからの流入ユーザーを、想定から外す。②本体サイトでの扱いを見直してもらう。

②の施策は、「良い場所にリンクを貼ってください!」とお願いをするということです。ただ、現在の小僧ブログの存在意義としても、本体サイトの存在意義としても、この施策は正しい方法とは思えません。

そこで①の施策ですが、以前記事にした小僧ブログのコンセプトダイアグラムを見るとわかる通り、これまでは本体サイトから小僧ブログへの流入ユーザーを、ひとつの重要なターゲットとして想定していました。

しかしその流入想定を見直し、ひとまず単体での運用を前提とした記事を更新していくのが良いのではないかという思いです。

このあたりに関しては今後、誰に向けた記事を作るのか?という点で1番良さそうなバランスを模索しながら、更新していければと思っています。

 

ということで、今回も長文を全部読んでいただいた方ありがとうございました。きっと、そのような方に向けて記事を更新するのが良いのでしょうね(笑)。

それでは次回は、全更新記事の中から、よく読まれたものについて分析したいと思います。

 

 

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現在、米国ボルティモアで開催されているIA Summitに、弊社支社長の井登が参加しておりまして、現在インフォバーンサイトにてレポートを連載しています。

前日編:http://www.infobahn.co.jp/news/2196

1日目:http://www.infobahn.co.jp/news/2226

IAの分野も日進月歩で進化しているそうで、1日目はまず『Pervasive Information Architecture』というIAの教科書的な本を書いた著者による講義や、世界各国から集まったこの分野のリーダー達とのディスカッションなどがあったようです。

自社のことで手前味噌ながら、とても楽しみな連載となっています。注目してみてください!

 

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こんにちは。遂に先週、連続週イチ更新が途絶えてしまった小僧ブログですが、元気です!

さて、今回から8回くらいに渡って、小僧ブログのこれまでをアクセス解析で振り返ってみたいと思います。というのも実はこれ、記事数が150を超えた頃(2月頃?)からずっとやりたかったこと&書きたかった記事なのですが、なかなか手を付けられていませんでした。

時間が少し出来た隙を狙って解析と執筆をしますが、不定期更新になったらすみません!

 

訪問数と記事数の推移

さて、シリーズ第1回は訪問数と記事数の推移、そしてその関係性についてです。以下、順番に掲載する画像は、今回のレポートの肝となる表とグラフの画像です。これについて、以下5つの考察を行いました。

 

その1.2011年8月~2012年7月までは徐々に上昇。その後11月にかけて急上昇し、その後は減少。

要因考察:記事本数の多少が、訪問数の増減に大きく影響している為。

時々話題になる、「ブログPV数アップの秘訣!」というような記事でも、たいてい記事本数の増加とPV数アップの相関性については言及されます。つまり、よりたくさんPV数を稼ぎたければ、たくさん記事を書きなさい、ということですが、その法則が小僧ブログでも大体適用されているということですね。

改善施策:記事本数を増やす

記事本数を増やせば、それだけ訪問数とPV数が増えるでしょう。PV命のブログだとは思っていませんが、今のままではちょっと寂しいので、今後は体制も整えつつ記事本数も増やしていければと思います!

 

その2.2012年3月に記事本数が急激に増加した。

要因考察:旅中にほぼ毎日、日記を更新した為。

卒業のタイミングで行った旅行の際に、毎日日記を書いていました。 といっても内容が業務とはほとんど関係のない道中記でしたので、記事本数の割には訪問数は上がっていませんでした。

 

その3.2012年11月に記事本数が急激に増加した。

要因考察:ウェブ解析でのPV増を目指し、記事本数を増やした為。

業務でブログメディアの解析に携わるようになり、その実験の為に小僧ブログを活用し始めた頃でした。コンセプトダイアグラムで改めてサイトの定義を見直し、WEBやFacebookをテーマにしたカテゴリを新設しました。

ただ、グラフを見て頂けばおわかりいただけるかと思いますが、その後記事本数が減っています。今後の課題です・・・。

 

その4.2012年3月と2012年11月は、同程度の記事本数でも訪問数が大幅に違う。

要因考察:記事内容が訪問数に影響する為。(2012年3月は旅について書いていた。)

記事の本数だけではなく、内容も勿論訪問数の増減に影響しますよね。やはり、業務に掠る感じの内容を素直に書くのが良いみたいです。

改善施策:記事ネタを再考し、ニーズに合わせた記事を書く!

インフォバーンKYOTOに関すること、あるいはウェブに何かしら関係することを更新していくサイトにしたいですね。僕自身、今後の方向性についてはまだ、何にも見えていませんが!笑

 

その5.このブログでは、平均値[731.7訪問&7.9記事]より中央値[606訪問&6記事]の方が意味があると考える。

要因解説:記事の更新本数、それに伴う訪問数の増減に月毎で大幅な開きがあるため。

このブログでは、基本的には週に1本ずつの更新を意識しているので、月換算すると5本程度の更新になることが多いのですが、最も記事を更新した月は、20本以上の記事を更新しています。

こういう場合、月あたりの更新数を平均の数値で見てしまうと、高い数字に引っ張られてしまうので、小僧ブログでは中央値を見るのが良さそうです。

 

さて、今回はここまでとします。今後は流入経路だったり記事ごとの考察なんかをしていくつもりです。

 

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